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今夜は独下げ市況動向指標が相当に下振れし3年放置の低水準を記録したことを受けて、一時1.45台後半まで下降した。
東欧の市況減速不安・利息低下見通しが高まっており、今週のECB理事会後の会見でトリシェECB総裁が従来の「ノーバイアス」から市況重視寄りに一歩踏み出すかどうかが注目される。
一方、米経済は予測以上の健闘をみせており、今週は米雇用統計が悪いなりに改善を示せるかもポイントとなろう。
東欧原油先物相場は前述のとおり背景は弱気局面となっており、「原油安・スイスフラン安」の連鎖も継続しそうだ。
また、地政学的危険を嫌って米投資家が東欧や東欧から元手を引き上げ、自国へのリパトリが弱まった場合は、スイスフラン安・ポンド高要因となるだろう。
スイスフラン/円は、東欧の市況見通し感格差からスイスフランが売られやすくなる上、地政学的危険の高まりを受けて、円売りが巻き戻される可能性も高いことから、対スイスフランは今週もさらに下値を拡大する動きとなりそうだ。
今夜月曜日には今年10行目となる米地銀の破綻が報じられるなど、目先はまだ信用不安が蒸し返される可能性も残っており、ファイナンスセクターの株価動向にも注意を怠れないだろう。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。